毎日が旅の支度 旅の準備


by butterbur-sprout
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催涙ガスは効きました

今回の旅行の一番のトピック、それはやはりデモでしょう。
実施されることは知っていたけど、こんなに規模が大きいとは思わなんだ。
びっくりです。
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朝食を食べてホテルを出ると、道路が閑散としています。
店は閉まっているし、車も通っていない。人影も少ない。
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目立つのは警官ばかりなり。後から知ったのですが、泊まっていたフレンツホテルの界隈(下町地区)はデモ隊の出発地点だったらしい。よりによって!
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放水車も見かけました。
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実際に使われていたようです。

イスラムアート美術館を訪れようとクアラルンプール駅を通ったら、なんだか騒然としているではないですか。
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どうやらデモ隊の一部がやって来る場所らしく、報道陣が待ちかまえています。
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しかし、カメラマンの多さにびっくり。デモ隊より多いんじゃないか。

最初は動いていた地下鉄や高架鉄道もマヒし始めて、スコールも降ってきて、もうどうにもこうにも動けない。
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そのうち、目がチカチカし始め、喉も痛い、鼻水も出る。
こ、これは催涙ガスだ! 
デモ隊を排除するために使用された催涙ガスが漂ってきたのでした。現場にいたわけでもないのに、なんという威力。

雨が止んだところで、とぼとぼ歩いてホテルに戻りました。
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しかし、土曜日だというのに、道はがらっがら。
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旅先でこんな体験をするとはねー。貴重です。

ホテルに戻ってネットで調べたところ、選挙制度改革を求めてのデモだったようで、警官隊は催涙弾や放水銃などで鎮圧に乗り出したとか。1600人以上が拘束されたようですが私の感覚では「拘束者の数が多すぎやしないか。ちょっと声をあげた人をすぐに引っ張ったんじゃ」。実際、駅でそういう光景を見たし。

全体的にはぴりぴりしたムードはなく、警官隊ものんびりと事に当たっている印象でしたが、マレーシアにもいろいろあるのね、問題がない国などないんだよなあ、と痛感した次第。デモ隊が求めている選挙制度改革というのは、裁判なしで無期限に身柄を拘束できる「国内治安維持法」の撤廃を求めるものだとか。そんな法律が存在するってすごくない? マレーシアの影の部分を見た気分です。
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by butterbur-sprout | 2011-07-24 00:30 | 11年7月クアラルンプール旅行